HONDA LABO

本田研究室

Evernote Businessのユーザーアカウントのオートプロビジョニング(AzureAD)が設定できない

このブログは「はてなブログ」を利用しているのですが、はてなブログとEvernoteの連携がとてもに優秀で、ブログ記事の下書き作成にはもっぱらEvernoteを利用しています。どれくらい優秀かは、ググっていただけるといろいろな記事があると思います。

ということで、ブログ執筆の業務ツールとなっているEvernoteの、ユーザーのプロビジョニングを自動化したいということで、Azure ADから設定を試みました。

 

手順

AzureポータルのAzure ADの設定画面から、[エンタープライズアプリケーション]を選択します。

 

表示されたアプリの中から、[Evernote]を選択します。

 

ここから、[3。ユーザー アカウントのプロビジョニング]を選択・・・するも反応がありません。そのため、左のメニューの中から、[プロビジョニング]を選択します。

 

さて、ここで表示されたのが以下の画面です。

情報として表示されているのが、

現時点では、Evernote への既定の自動プロビジョニングはサポートされていません。Evernote がプロビジョニングのために SCIM 標準をサポートしていることを確認し、こちらの手順に従ってアプリケーションのサポートを要求してください。アプリケーションが SCIM をサポートしているかどうかを判断するには、アプリケーション開発者にお問い合わせください。

というメッセージです。記載の通りで、Azure ADでは現在、Evernoteのユーザーのオートプロビジョニングが不可のようでした。

ちなみにGoogle Workspaceの場合は可能なようでした。

Evernote Business の自動プロビジョニングの設定 - Google Workspace 管理者 ヘルプ

 

Evernoteのオートプロビジョニングは断念

ということで残念ながら、今回はオートプロビジョニングをあきらめることにしました。ユーザーの作成は、Evernoteの管理画面から手動で作成する運用にしようと思います。

 

SSOを有効にしているので、特段Evernoteのほうでパスワードを作成する必要などはありません。