Microsoft社の以下ドキュメントにFSLogix Profile Containerの推奨設定の記載があります。
ただし、記載の内容はレジストリキーであるため、グループポリシーで設定したい場合は、該当するグループポリシーを調べる必要があります。今回は、調査した結果についてまとめました。
レジストリ/グループポリシー対応表
レジストリとグループポリシーの対応表は以下の通りです(かなり横長の表になってしまいましたが、ご容赦ください・・・)
Key Name | グループポリシー | Value | Microsoftコメント |
Enabled | [Profile Containers]>[Enabled] | 有効 | - |
DeleteLocalProfileWhenVHDShouldApply | [Profile Containers]>[Delete Local Profile When VHD Should Apply] | 有効 | ユーザーがローカル プロファイルを使用せず、データが予期せず失われないようにすることをお勧めします。 |
FlipFlopProfileDirectoryName | [Profile Containers]>[Containers and Directory Naming]>[Swap directory name components] | 有効 | コンテナー ディレクトリを参照するためのより簡単な方法を提供します。 |
LockedRetryCount | [Profile Containers]>[Advanced]>[Locked VHD Retry Count] | 3 | 再試行のタイミングを減らして、より迅速な失敗シナリオを有効にします。 |
LockedRetryInterval | [Profile Containers]>[Advanced]>[Locked VHD Retry Interval] | 15 | 再試行のタイミングを減らして、より迅速な失敗シナリオを有効にします。 |
ReAttachIntervalSeconds | [Profile Containers]>[Advanced]>[Volume re-attach retry Interval] | 15 | - |
ReAttachRetryCount | [Profile Containers]>[Advanced]>[Volume re-attach retry count] | 3 | - |
VHDLocations | [Profile Containers]>[VHD Locations] | \\<storage-account-name>.file.core.windows.net\<share-name> | - |
VolumeType | [Profile Containers]>[Containers and Directory Naming]>[Virtual disk type] | VHDX | VHDX は、サポートされているサイズと破損シナリオの削減により、VHD よりも優先されます。 |
なお、対応するグループポリシーを探す上では、Dai@茶ぼうずさんのgithubで公開されているExcelがとても参考になりました。ありがとうございます!
その他設定例
また、MicrosoftのドキュメントとしてFSLogxiの設定例が記載されたものがあります。
紹介されている例ではCloud Cacheを使っていますが、Cloud Cacheはあまり良い話は聞かないような・・・。本番環境に適用するには十分に検証を実施したほうが良いと思います。
今回は以上です。