Microsoftのページには、AVDのアーキテクチャ図が数パターンあります。設計・構築する上で約に立つと思うので、まとめておきます。
アーキテクチャ1
トレーニングのサイトにもあるアーキテクチャ図です。ハブ、スポークとVNetは分かれていますが、実際にはシングルVNet構成で事足りなくなり、スポークVNetを作ってセッションホスト用のVNetを拡張したパターンと読み取れます。シンプルなアーキテクチャで構築がしやすいパターンかと思います。
ほぼ絵のテイストが異なるだけなのですが、FSLogixに関するドキュメントにも同じようなアーキテクチャ図が記載されています。
アーキテクチャ2
「Azure Virtual Desktop のデプロイにゼロ トラスト原則を適用する」というドキュメントに記載されているアーキテクチャ図です。アーキテクチャ1と比較して、VNetがハブスポーク構成になっています。また、プライベートエンドポイントが記載されていたり、Microsoft Defender for Cloud(MDC)の記載があります。
アーキテクチャ3
こちらはCAFに記載されているアーキテクチャ図です。アーキテクチャ1,2とは異なり、サブスクリプションや管理グループの記載もされています。
以上、今回はAVDのアーキテクチャ図を4つ紹介させていただきました。検証用途では、1から3の順で拡張していくと良いと思います。