HONDA LABO

本田研究室

VDI

VDIのアクセス元端末について

VDI

VDIのアクセス元端末をどのようにすべきかについてはけっこう悩むところではないかと思います。 たとえばアクセス元端末としてBYODを許可するか、協力会社の端末からのアクセスを許可するかどうかといった点です。 もしこれを許可しない(アクセス元端末は支…

Virtual Desktop Optimization Tool(VDOT)を使ってみる

VDIのマスターイメージの最適化ツールとして、Citrixの「Citrix Optimizer」や、VMwareの「VMware OS Optimization Tool」がありますが、AVDでは「Virtual Desktop Optimization Tool(VDOT)」というものがあります。今回はこれを試してみました。 VDOTとは…

Azure Compute Galleryを試してみる(2/2)

今回は前回の続きとして、Azure Compute Galleryを実際に作ってみたいと思います。 手順 ACGの作成 まずは、Azure Compute Galleryの作成をします。作成で指定する主なパラメータは、リソースグループと名前、リージョン、共有方法くらいです。なお、名前は…

Azure Compute Galleryを試してみる(1/2)

MicrosoftのAVDのDRに関するページで、マスターイメージについて「Azure Compute Gallery にイメージを保存し、プライマリとセカンダリの両方の場所で複数のイメージ レプリカを構成する必要があります」という記載があります(以下抜粋)。 セカンダリ ディ…

FSLogix Profile Containerから特定の領域を除外する

FSLogix Profile Containerに含めたくないフォルダを指定して除外することが可能です。手順は以下が参考になります。 learn.microsoft.com 手順概要 手順の概要は以下の通りです。 GPOでredirections.xmlの位置を指定する(上記の手順ではレジストリで実施し…

AVDのFSLogix Profile ContainerにAzure Filesを使う

今回はAzure Virtual Desktopにおいて、FSLogixのプロファイルコンテナーにAzure FIlesを利用してみたいと思います。 構築手順 構築はこちらを参考に行っていきます。 learn.microsoft.com ザックリと以下のような手順になります(今回は、Azure ADDSではな…

Azure上のWindows OSの日本語化手順

AzureでWindowsの仮想マシンを作ると、言語が英語しかないので日本語化したくなると思います。その際、私は以下資料を参照しています。 www.dell.com0 jpwinsup.github.io 今回は上記ドキュメントを参考に、Windows10 22H2 Multi-Sessionのイメージを日本語…

Azure Virtual Desktopのアーキテクチャ図

Microsoftのページには、AVDのアーキテクチャ図が数パターンあります。設計・構築する上で約に立つと思うので、まとめておきます。 アーキテクチャ1 https://learn.microsoft.com/ja-jp/training/modules/azure-virtual-desktop-architecture/2-azure-virtu…

FSLogix Profile Containerの推奨オプションのグループポリシー

Microsoft社の以下ドキュメントにFSLogix Profile Containerの推奨設定の記載があります。 learn.microsoft.com ただし、記載の内容はレジストリキーであるため、グループポリシーで設定したい場合は、該当するグループポリシーを調べる必要があります。今回…

セッションホストに設定したいグループポリシー

今回は、Azure Virtual Desktopにおいて、セッションホストに設定したいGPOを記載しようと思います。 1. ゴミ箱を利用させない ゴミ箱はプロファイル領域に含まれないため、ユーザーが別のセッションホストにログインした場合は、ゴミ箱に入れたファイルを閲…

FSLogix Profile Containerの設定をしてみる

最近、個人でAzure Virtual Desktopの検証をしています。今回はFSLogixのプロファイルコンテナーについて書こうと思います。 FSLogixプロファイルコンテナーとは? FSLogix プロファイル コンテナーは、移動プロファイルソリューションです。プロファイルコ…

VDIを利用しないPCのBYODはけっこう難しいと思う

VDI

BYODのメリットとしては、 使い慣れた端末を利用することで業務効率やモチベーションが向上する。 管理する端末が減り、紛失の可能性やストレスが減る 会社にとって端末の調達コストが不要になる 複業や兼務する人を採用したときの端末としても検討可(端末…